どうもジャックです。
今回は最近総合ゲームルールでも明文化された「使用宣言」についてです。
今回紹介するのは「龍装者バルチュリス」と「無月の門」の2つです。
バルチュリスや無月の門の能力は呼んだ通りなのだが「宣言」など一言も書いていない。
「宣言」とは「手札(または墓地)にあるのを相手に見せて、これから使いますと言うこと」だ。
これをしないことには「ほんとに手札にあったのか、墓地にあったのか」が分からなくなってしまうことがあります。
ケース1(バルチュリス基本)
このターン二回目の攻撃をプラチナワルスラS(以下ワルスラ)でする時に手札にあるバルチュリスを「宣言」し忘れた。
ワルスラの能力でドローした後に「あっ、、、バルチュリス使っていいですか?」
「無理です。だって今のドローで引いたかもしれないじゃないですか。」
そうバルチュリスは攻撃する時の能力であり、ワルスラが攻撃する時に「宣言」が必要です。
ワルスラのドローで手札に加えたバルチュリスはワルスラが攻撃する時には手札に無かったので「宣言」することができないのは分かると思いますが、
ドローしたバルチュリスと、元々バルチュリスが手札にあった場合に区別がつけられないので先に「宣言」しないといけないのです。
ケース2(バルチュリス応用)
バルチュリスを「宣言」した攻撃シールドをブレイクした。
「シールドトリガー、ゴーストタッチで手札破壊します。これで。」(バルチュリスが捨てられる)
「じゃあ手札からバルチュリスを出します。攻撃、革命チェンジドギラゴ…」
「ちょちょちょ、できませんよ。だって捨てたのとどっちが『宣言』してたバルチュリスか分からないじゃないですか。」
たとえそれが本当に「宣言」していたバルチュリスだったとしても、出せないのです。
じゃあどうすればいいのか教えます。
手札にあるバルチュリスを全部宣言してください。
そうしたら、一枚捨てられても二枚以上あったことを「宣言」しているのでバルチュリスを出すことができます。
二枚以上「宣言」した時に、じゃあ全部出すことができるのかと言ったらできないです。
総合ゲームルールにバトルゾーンへの移動は同時ではないと書いてあるからです。
一枚目のバルチュリスを出した時に、二枚目以降のバルチュリスの「バルチュリスを出していなければ」に引っかかってしまうからです。
ケース3(無月の門基本)
二ターン目にドゥグラス召喚、三ターン目にグリギャン召喚。墓地に魔道具二枚と卍デ・スザーク卍が置かれる。
「やったあ。じゃあ墓地から無月の門発動で。」
「無理無理無理。あ、えーっとグリギャンを出した時に墓地に無いと無月の門使えないんですよ~。」(手札からなら大丈夫だけど)
魔道具が出た時に手札か墓地にあれば使える能力だからこういうことはできないんだね。
こういう時はいいんだけど、墓地が増えた後だとホントに墓地にあったかどうか分からなくなったりしてよくない。
疑われないように「宣言」するよう。
ナンバリングしたもののこれだけなんだけどね。
この小学生や初心者、上級者でもつい忘れてしまいそうなこの「宣言」ジャックは好きじゃないって話。
デュエマは分かりやすいけどカードの種類や組み合わせの自由度で、単純すぎない面白さがいいのに、と思ったのね。
真意は伝わらなかったのかもしれないけど。
ジャックはいつでもみんなのルール理解の協力者でいますから。
では、失礼。
質問・意見などはTwitterのhttps://twitter.com/btsa99まで